ミズタニ・シザーズは世界の美容師に選ばれる日本の鋏

世界４０ｶ国以上に愛用者

日本の匠、ハンドメイド・ミズタニ

品質の高さが手にとるように伝わってくる、機能を超えた美しい存在。素材の基本から機能の本質までを凝縮しデザインすると、それは美しさになります。「素材・機能・美しさ」1つが欠けてもミズタニのハサミではありません。ミズタニ製品は、すべてが高次元でバランスされたシザーズです。

多くのマスコミが掲載

ドイツ、イタリア、オーストリア、ギリシャ、ロシヤ、南アフリカ、ブルガリア等、ヨーロッパ諸国の他、中国、香港、シンガポールの専門誌やファッション誌に数多く”ミズタニとその製品”が紹介されました。もちろん、日本でもグッドデザイン賞で、またその審査委員が選ぶ一品として紹介され、テレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」にも取り上げられました。

信頼のアフターサービス

ミズタニの製品には全世界の輸出国と製造年月日がわかるシリアルナンバーが刻印されています。私たちの生み出す製品は、工場で生まれてから５年後も３０年後も変わることなくミズタニ製品です。それは、お客様にとっても同じことです。その３０年使える道具を３０年後も変わることなく、お客様と共有することを私たちは目的にしています。ミズタニはその全製品に責任と自信を持っています。

手・はさみ・ミズタニ　＜それは「使いやすく手にやさしい」コンセプト＞

ミズタニの”はさみ造り”へのこだわり

”使いやすく手にやさしい”をテーマに1921年の創業時からミズタニは「はさみ」を造り続けてきました。手ととはさみはどちらがなくても髪の毛は切れません。使う人の"手”と”はさみ”はそんな大事な関係です。そして、”髪を切る”というその目的を私たちは常に見つめながらはさみを造り続け、アクロ・ステライト・アロイやダマなどの新素材の製品が生まれ、機能を考えスプリングを内蔵したスプリングホッパーや、手のことを考えて使いやすく疲れない個性的なハンドルなどがたくさん生まれました。実はそんなはさみを普段目立たないところで、なにげなく支えている素材や部品や加工技術があるのです。世界の美容師さんと約90年。ずっと安心して仕事が続けられますように、これからもミズタニは（素材や部品や加工技術等）”小さなこと”でも”大事なこと”にこだわりながらはさみを造りつづけていきます。

ステライト鋼・「さびることができません」

はさみの大敵、それはサビです。水やパーマ液に触れるはさみはさびやすく、刃を傷める原因になっていました。それを解決したのがさびることのないステライト鋼です。この素材はさびることが出来ません。これはコバルトが50％以上含まれるコバルトベースのステライト鋼ならではの大きな特徴です。アクロステライトアロイにはコバルトのはかタングステンなどレアメタルがふんだんに添加されていますので、永切れはもちろん、やわらかい切れ味にもその特性を発揮します。ミズタニでは、この高価な素材を生かすために長年の経験をもとに、適切な刃角度を割り出し、ステライトらしい切れ味にこだわりました。

コンセプトは、手・はさみ・ミズタニ

ミズタニシザーに使われるワッシャーは

縁の下の力持ち

スウォードシリーズナイフシリーズに入っている、チタンコーテッド・ウェーブワッシャーとカーボン樹脂ベアリングはハサミの内部に入って中で働いているので、あまり目にすることはないかもしれません。ウェーブワッシャーの沢山の穴はオイルを長く保持し、ウェーブ形状は適度なテンションをはさみに与え、摩擦を減らしすべりをよくするために、金色のチタンコーティングがほどこされています。さｒにそれをサンドイッチしているのが、カーボン樹脂ベアリングです。0.13mmから0.5mmまでの３種類の厚みのベアリングを複数枚入れることでハサミの開閉をスムーズにし、手の負担を見えないところで減らしているのです。

ミズタニシザーの提案、ナイフの指置き

ブレないギザギザ

狙ったところを的確にカットするために、人差し指を置く場所をつくりました。よりダイレクトで安定感のある正確なカットがしたい。そんな想いから生まれた新しいギザギザの提案です。弓なりになった部分は誰の手にも合うようにデザインされています。常により良いサロンワークのために、新しい提案を続けるのもミズタニのものづくりの考え方です。

ミズタニシザーが設計したワイドの刃

急カーブだから滑るんです。

アクロワイドシリーズの刃の形には秘密がかくれています。すべらせるために大きくカーブさせた刃を、さらに刃元をLeaf（葉っぱ）形状にえぐることで、刃線を長く設計しました。小さなサイズでもより長いスライド・ストロークが可能になりました。また、すべらせてカットするはさみなので、刃の先はあえて太くして、チョップカットなどで手を傷めたりしません。さらに通常のはさみより刃側にバランスがいくようにしましたので、はさみを振り回すカットがしやすくなりました。ただ太くしただけではなく、この太さにいろりろな工夫やアイデアがかくれています。

ミズタニシザー用スプリングホッパーのばね

見えないところで働いています。

スプリングホッパーはいまやミズタニの定番のひとつです日本はもとより世界中の腱鞘炎でお悩みの方から支持されるスプリングホッパーにはこんな働き者のバネが入っています。この小さなバネが、はさみを開いてくれるのでもうはさみを自分で開く必要がありません。握るだけでもカットでき、腱鞘炎を防いだり、腱鞘炎で苦しんでいる人にも嬉しい機能です。また、このバネが常に内側でテンションをかけているためスライド・ストロークも楽にできます。親指リングが無くなったので使い方は無限です。

ミズタニシザーのセニングの先端

コロコロ転がります。

小さくて普段よく見えないセニングの先端。拡大するとこんな形をしています。わたしたちの髪の毛の太さは、アジア人で約0.08mm、欧米人で約0.05mm。髪を傷めずに逃がしながら最適な毛量をカットするために階段のような形状に設計しました。この小さな刃でコロコロと転がしながら、切る髪の毛と切らない髪の毛を選別してラインが気にならない自然なカットをお手伝いしています。目的に合わせて割り出された科学の先端形状なのです。

ミズタニシザーは、意味があってのデザイン

自然につくったら自然になった

”意味のないデザインはしない”。これは私たちの最低限の哲学です。この考えから自然にデザインを重ね、必要に応じて設計したら動物や植物にも通じる”自然なかたち”が生まれました。私たちはこれからも”より使いやすいはさみ造り”を目指し意味のあるデザインを過度に主張することなく続けていきたいと思っています。

ミズタニシザーならではのウッドハンドル

自然がくれた手触りです。

木が持つぬくもり感。毎日の仕事を共にしたい。そんな想いをスウォード・ウッドシリーズが現実にしました。やさしい風合いをもちながら、力強いカットが味わえ、長年の使用に耐える強度を得るために、焼入れした鋼を天然木でサンドイッチする三層サンドイッチ構造にしました。毎日、そしてずっと使ってほしいから必要以上の強度を追求し、20以上のパーツから構成されたやさしく頑丈なはさみになりました。

ミズタニシザーが採用する、カーボン素材

軽さと強さを編みこみました

スウォード・カーボンになにげなく使われているカーボン素材。このカーボン素材は市販のものではなく、必要な軽さと強さを両立させるために、指定の炭素繊維方向と編み方でこのモデル用にスペシャルオーダーしたものです。この美しいカーボン柄は見た目にこだわったものではなく、中身にこだわった結果なのです。カーボンは軽い金属とされるチタンの約半分の比重しかありません。軽くて強いスウォード・カーボンの切れ感の違いを体感して下さい。素材が変わるとカットも変わります。

ミズタニシザー独自のフラットスクリュー

使い勝手から生まれました

ネジはとても大事な部品です。２つの刃を結合するネジがないとはさみになりません。薄くてジャマにならなくて、でも手で回せるナット。自由に調整できて、いざというときにはコインでも回せるナットの開発。そんなみんなの”声”から生まれた薄型ナットです。

ミズタニのアフターサービス

シリアルナンバー

ミズタニの生み出す製品は、工場で生まれてから５年後も３０年後もずっと変わることなくミズタニ製品です。それはお客様にとっても同じことです。その３０年使える道具を３０年後も変わることなく、お客様と共有することをミズタニは目標にしています。ミズタニの製品には全世界の輸出国と製造年月日がわかるシリアルナンバーが刻印されています。ミズタニはその全製品に責任と自身を持っています。

加工・研磨・調整

手作りで一丁一丁造られているミズタニでは、ご購入後でもお好みに合わせていろいろな加工をする事が可能です。研磨・調整は元より、太い指の方に合わせてリングを広げてみたり、左用のハンドルを交換したり、指掛けをネジ式から一体型にしたり、お客様一人一人にの手に合わせたオリジナルな使い心地を創造します。また、研磨もクイックパックシステムにより迅速に行えます。